生産農場周囲の防疫・消毒剤について

2019年9月14日

生産農場の防疫・石灰消毒について

連日、ニュースにもなる豚コレラも関東で発生しました。すでに対策をされている農場がほとんどだと思いますが、農場防疫対策、石灰消毒について記載します。

 

建物内部

石灰乳を、畜舎の壁や床、天井、柱等に、刷毛を用いて塗布し、乾燥させます。強アルカリ性の石灰乳によって隙間が封じ込められ、細菌、ウイルス等の病原体の防除に効果的です。
ドロマイト石灰は塗布しやすい上に、塗布した石灰乳がはく離しにくいといった長所があります。

建物周辺

畜舎や堆肥舎周囲に2~3m以上の幅で石灰を散布します。
地面が露出しないようにします。
散布量の目安は1平方メートルあたり1kgです。

農場外縁部

畜舎の周囲は2m以上の幅で石灰を散布します。
地面が露出しないようにします。

ローバイト(ネズミ)コントロール

殺鼠剤でネズミの駆除をおこないます。

石灰の種類

  • 消石灰(水酸化カルシウム):畜産分野の消毒でよく使われている石灰。pH12の強アルカリ性。消毒効果有。
  • 生石灰(酸化カルシウム):強アルカリ性で高い消毒効果。水と反応して発熱するため取扱いに注意を要する。
  • ドロマイト石灰(水酸化カルシウム・水酸化マグネシウム):水に易溶、水と反応しても発熱しない石灰。畜舎消毒向け。

注意点

  • 石灰は水に濡れると消毒効果がなくなります。定期的な散布が必要です。
  • 石灰は非常にアルカリ性が強く、人体や家畜に対し被害を引き起こす恐れがあります。
  • 取扱いの際は手袋、マスク、ゴーグル等を着用し、家畜にも直接石灰が触れることの無いようにしましょう。

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