鶏マイコプラズマ症 衛生検査 常在化する鶏病

2019年9月11日

鶏マイコプラズマ症 が農場に入り込む前の水際対策としてMGMS衛生検査

鶏マイコプラズマ症

養鶏農場へ一度侵入した感染症は生産場に常在定着化する傾向にあります。現在わが国の採卵養鶏の現場でよく見られる感染症が常在化している実態に応じて、重要な感染症であるマイコプラズマ症を取り上げる。鶏マイコプラズマ症 は鶏の関節、骨、呼吸器系に病気を引き起こし、産卵の低下を引き起こす可能性があるため、経済的に重要です。

マイコプラズマ・シノビエ(通称 MS):

MSは薬剤による浄化がむずかしく、マイコプラズマ・ガリセプティクム(MG)と比較しても、より生産農場に常在化しやすい感染症といえる。採卵養鶏においてはMSの介卵感染は孵化率の著しい低下を招くケースが有る。

マイコプラズマ・ガリセプティクム(通称 MG):

呼吸器病の副次感染することから、常在化する病原の筆頭に上げられる。MG感染は、 鶏伝染性気管支炎(IB)を主としたウィルスが繁殖する機会におきる。MG感染症は慢性の産卵障害を招くことも多く、生産管理上注目する必要がある。

鶏マイコプラズマの衛生検査

鶏マイコプラズマ病の検査は,発症鶏群においては,主として剖検及び細菌検査により行われ,不顕性感染鶏群においては,主として血清学的検査により行われる。血清学的検査は診断用菌液を用いた平板凝集反応により行う.

㈱AHCでは養鶏場様からのMG、MS受託検査を行っています。

家畜保健衛生所

宜しくお願い致します。

このページの先頭へ戻る