BVDV

2021年3月27日

導入前の BVDV検査はAHCで可能です。

牛ウイルス性下痢ウイルス(BVDV)の持続感染牛(PI牛)が牛群内に存在することが大きなリスクとなります。北海道等の公共牧場に入牧牛について、ワクチン接種および陽性牛検査が実施されている。

PI牛は、糞便、尿、鼻汁、唾液および乳汁などにBVDVを排出し続けるため、牛群にBVD-MDを蔓延させる。結果として多大な経済的損害を被る。そのためBVDV(型&型)感染症の清浄化対策としては、PI牛の摘発が重要である。

BVDV感染症の清浄化対策を実施してBVDV浸潤状況調査と阻止を実施:

  • 適正なワクチンプログラムの実施
  • 入牧前のワクチン接種(妊娠牛への接種は不活化のみ)、および入牧後の追加接種
  • 酪農家における毎年1回のバルク乳検査
  • 抗原検査: 血清使用(検査キット)、BVDV型&型)検査
  • 抗体検査: バルク乳からレンネット法にて乳清を抽出し、中和抗体検査を実施して、BVDV(型&型)検査

RT-PCR検査:バルク乳を用いて、ウイルス検査

感染予防対策

感染牛を導入しないこと、感染経路の遮断の実施が基本となります、感染源対策、感受性動物への対策、感染症の予防対策として接種する牛群単位のワクチネーションが推奨されています。ワクチネーションプログラムについてはご相談下さい。持続感染牛の摘発法として。持続感染牛の早期摘発と淘汰が推奨されています、感染源への対策としてウイルスやその遺伝子を検出する方法があります 。

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