12月は食品の年末一斉取締り期間です!

2021年11月29日

食品の年末取締

年末年始の食中毒を防ぐための食品の一斉取り締まりの時期となりました。食品衛生監視員は、多いところで1000カ所以上も食品加工施設や販売店などの立ち入り検査をします。

添加物やアレルギー表示は適切か、食品の冷蔵温度は守られているかなどを確かめるほか、食品加工の現場職員にチラシ等で冬季に増えるノロウイルスによる食中毒の予防法、魚介類や鶏肉の扱い方などの説明があります。

 

・ノロウイルスやカンピロバクターなどによる食中毒の予防啓発
・テイクアウトやデリバリーなどを行う飲食店営業者に対する監視指導
・食品衛生法の改正に伴う営業許可制度と営業届出制度の対象となる施設に対して必要な手続きの周知
・完全制度化されたHACCPに沿った衛生管理の実施状況の確認
・食品表示法に基づく表示の点検
・食品の検査(食中毒菌や食品添加物など)
・消費者への啓発

<細菌による食中毒予防の3原則>
(1)細菌をつけない
・調理前、生肉や生魚を触った後、トイレの後などは石けんを使って手を洗う。
・調理器具は洗剤で洗った後、煮沸などにより消毒する。
・調理器具を使い分ける。

(2)細菌を増やさない
・食品の保存温度を守り、温度管理が必要な食品は冷蔵庫や冷凍庫で保存する。
・調理済みの食品は、できるだけ早く食べる。

(3)細菌をやっつける
・食品の中心部分までしっかり加熱する。

 

厚生省

㈱AHC

 

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